【秋競馬】秋のG1シーズン到来!史上初の同年牡牝三冠達成なるか?今秋の注目ポイントを一挙紹介!

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ついに秋のG1シーズン到来

皆さんこんにちは!今回は、今秋から始まる競馬のG1開催について、注目ポイントを押さえながらご紹介していきたいと思います。何と言っても今秋最大の目玉は、コントレイル/デアリングタクトによる史上初の同年牡牝三冠達成なるかという所!というわけで、早速内容に入っていきたいと思います!

コントレイルが無敗の三冠達成に挑む菊花賞

まずは、コントレイル(牡3・栗・矢作)が無敗三冠に挑戦する菊花賞。ここを勝てば、1984年のシンボリルドルフ、2005年のディープインパクト以来、15年ぶりの無敗の三冠馬誕生となります。しかも、父子での三冠達成は史上初の快挙と言うことに。日本競馬史に残る偉業達成となるかどうかに、日本のみならず世界からも注目が集まっています。

そのコントレイルは、先月行われたトライアル・神戸新聞杯を快勝。直線は馬なりで馬群を割ると、後は軽く気合を付けられただけで後続を突き放す楽勝劇でした。休み明けにもかかわらず、圧倒的なパフォーマンス。同世代の他馬とは、決定的な実力差を感じます。

あとは菊花賞の舞台となる京都芝3000mが課題となりますが、3000mが未経験なのは他馬も同じこと。その上、皐月賞・ダービーで唯一食い下がったサリオス(牡3・美・堀)が秋は中距離路線を歩むこととなったため、強力なライバルも不在。コントレイルの無敗三冠達成の確率は、限りなく100%に近いと言えるでしょう。筆者も、アクシデントなく3000mを走り切れば、歴史的偉業成就の瞬間は問題なく訪れると考えます。

そんなG1・菊花賞は、10月25日(日)に京都競馬場で行われます。伝説が誕生する瞬間をお見逃しなく。

秋華賞ではデアリングタクトが史上初の無敗三冠に挑む

一方、デアリングタクト(牝3・栗・杉山)史上6頭目、なおかつ史上初の無敗での牝馬三冠に挑戦します。昨年11月のデビューからキャリアはわずか4戦。重馬場で行われた桜花賞を史上初の3戦無敗で制覇すると、一転して良馬場で行われたオークスも不利を跳ねのけて豪快に差し切り、史上2頭目の無敗牝馬2冠を達成しました。

こちらは、ステップレースを使わずに秋華賞へ直行。2年前に三冠を達成したアーモンドアイと同じく、すでに陣営の目標はその先に向かっているようです。

京都コースは新馬戦、2戦目のエルフィンステークスと連勝している舞台で全く問題なし。また、最大のライバルは前哨戦のローズステークスを圧勝したリアアメリア(牝3・栗・中内田)となりそうですが、春のクラシック2戦ではいずれも差をつけて先着している相手。果たして、デアリングタクトも無敗の牝馬三冠を達成して、「世界初」となる同年牡牝無敗での三冠達成は実現するのでしょうか。G1・秋華賞は10月18日(日)に京都競馬場で行われます。

古馬戦線ではアーモンドアイが史上初の芝G1・8勝に挑む

古馬中長距離戦線の注目は何と言っても現役最強馬・アーモンドアイ(牝5・美・国枝)。今年のヴィクトリアマイルで最多タイの芝G1・7勝を飾ると、安田記念2着以降は休養に当て、昨年と同じく11月1日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞・秋から復帰します。

今年は連覇を狙ったドバイターフが中止となる頓挫に見舞われましたが、その強さはいまだ健在。次走の天皇賞を勝てば、史上初となる芝G1・8勝を達成することになります。アーモンドアイは10月2日に美浦トレセンへ帰厩。復帰戦へ向け、本格的な調整が始められています。

5歳を迎え、今年限りでの引退が濃厚視されているアーモンドアイ。天皇賞以降のローテーションは未定ですが、恐らくは2度目の制覇を狙って、11月29日(日)に行われるジャパンカップへ向かうのではないでしょうか。どこまでG1タイトルを上積みできるかに、大きな注目が集まります。

その他の見どころ

古馬短距離戦線では、安田記念でアーモンドアイを撃破したグランアレグリア(牝4・美・藤沢和)10月4日(日)のスプリンターズステークスから始動。圧倒的なスピードを持つこの馬が、王者不在の短距離戦線を席巻するかどうかに注目が集まります。

ダート戦線は、6月に大井競馬場で行われた帝王賞を勝ち、国内無敗を続けているクリソベリル(牡4・栗・音無)を中心として動きそう。12月6日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ連覇を目指します。

そして、忘れてはならないのは障害界の絶対王者・オジュウチョウサン(牡9・美・和田正)。障害G1・8勝目を目指し、12月26日(土)の中山大障害を大目標としています。復帰戦は11月14日(土)に阪神競馬場で行われる京都ジャンプステークスを予定。負傷加療中の主戦・石神深一騎手の復帰を待つ状態となっています。

まとめ

今年も見どころだらけの秋競馬。それに呼応するように、10月10日(土)の東京・京都・新潟競馬から、観客を入れての競馬開催が再開されます(事前に指定席の購入が必要、指定席の購入はJRAホームページから)!発売席数は600席~1000席程度とかなり制限されてはいますが、久々にG1レースがファンの前で行われます。ここから、徐々に中央競馬がかつての姿を取り戻していくことを願ってやみません。それでは、皆さんも充実した競馬ライフをお過ごしください!

参照:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=177236

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